■住まいを守る、縁の下の力持ち
雨樋はなぜ住まいに必要なのでしょうか。もし雨樋がなければ、住まいはどうなってしまうのでしょうか。
雨樋は屋根に降った雨水を一箇所にまとめ、適切な場所に雨水を運び、排水してくれる役割を担っています。これによって屋根に降った雨水が、直接住まいの外壁や土台を傷めてしまうの防いでくれているのです。
そんな雨樋の起源は奈良時代と言われています。雨樋は日本の建築物では古くから馴染み深く、もしかすると当時の人も、雨水が住まいにダメージを与えてしまうことを知っていたのかもしれません。雨樋がなければ屋根から地面に落ちた雨水が外壁を汚してしまったり、あちこちに水たまりをつくってしまいますからね。
▼もし雨樋がなかったら…
・土台への水はねで雨水が浸入する
・シロアリ発生の危険度が高まる
・雨漏り被害の危険度が高まる
とはいえ「雨樋のない家」というのも存在します。雨樋がない家の多くは「軒の出がない家」でもあり、とくに最近多く見られるようになった片流れ屋根では、屋根の上端は軒も雨樋もないことになります。このような家ではひとつの雨樋に雨水が集中し、雨量によっては排水処理しきれないといった不具合や、外壁が直接雨ざらしになるといったデメリットもあるため、雨漏り被害を防ぐためにはしっかりメンテナンスを行うことをオススメいたします。
■雨樋工事のポイント
○適切な勾配をつけて設置する
屋根に降った雨水を一箇所にまとめることができても、排水するためには適度に勾配をつけて設置する必要があります。しかし逆に傾斜がきつすぎても見た目が悪くなってしまうだけ。きちんと一定方向に流れ、かつ住まいの美観を損ねない、バランスの取れた設置が望まれます。
○建物や屋根に合わせた素材・形状を選択
雨樋にも様々なタイプがあります。吊り型や下から固定するタイプ、半月型や角型など、建物や屋根の形状に合わせて最適なものを選択することが大切です。素材は塩化ビニル・ステンレス・ガルバリウム・銅板」の4種類があり、それぞれで特徴や耐久性などが変わってくるため、実際に施工される際は直接職人さんへ聞いてみましょう。もちろん当方へのお問い合わせも大歓迎です。
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